アクティビティ4 「身近なSDGs」についてのお話

講師 : 東海学園大学学長 松原武久氏(前名古屋市長)

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身近な環境対策は「見つける」「やり続ける」「広げる」こと

 始めに次のような気持ちを持って聞いてください。「他人事と考えるな」、「80年、100年後を先の事と考えるな」、「効果が無いと考えるな」この3つをしっかりと覚えておいてください。
 名古屋の平均気温はこの100年で2.1℃上昇しました。それはなぜかというと、地球の周りにあるCO2などの温室効果ガスが、熱が宇宙に放出されるのを邪魔して地球の温度が上がっているからです。温度が上がると一度に多くの雨が降り、大きな台風や洪水が増えます。愛知県でも2000年9月11日に「東海豪雨」と呼ばれる大雨が降り、大きな被害を受けました。最近も熊本で川が決壊しましたが、それは雨がまとまって増える日が増えてきたからです。

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  地球の温度を上げる温室効果ガスすなわちCO2は人間が増やしたものです。人間が作った機械を動かすためにはエネルギーが必要です。そのエネルギーをつくるために石炭や石油を使うようになり、日本のような工業国を中心にCO2をたくさん出すようになりました。
 地球温暖化を防ぐためには、CO2排出量を減らさなければなりません。急速に発展することをやめ、持続的な発展に変えていこうというのがSDGsの精神です。
 そのために皆さんにもできることがあります。シャワーの時間を1分短くする、テレビを見ないときは消す、温水洗浄便座の蓋を閉めるだけでもCO2排出量を減らせます。みんなが行えばたくさん減らせます。自分でできる取り組みを見つけて続けること。そしてそれを友だちや家族にも広めることが地球温暖化の防止に繋がります。この「見つける、続ける、広げる」の3つを忘れないでください。